2.4 すべてのページに使われる本文枠属性を設定するには

すべてのページに使用される本文枠の文字や段落などの書式を設定します。

• 設定した内容はすべてのページの本文枠に有効となります。

表示しているページのみを変更する
ガイドメニューの［選択詳細］のをクリックして、 （本文枠を選択しないボタン）をクリックして、ボタンを押している状態を外します。
本文枠を選択した状態で、［枠（O）］−［本文枠属性（X）］で変更すると、現在表示しているページの本文枠のみを変更できます。

1. ［書式（L）］−［基本ページ（D）］を選択します。

2. ［本文枠］パネルに切り替えます。

3. ［枠属性］ボタンをクリックします。

4. ［形］パネルに切り替えます。

   

   種類

   枠の形を選択します。

   • ［角丸四角形］を選択すると、［丸み］で角の丸みを設定できます。［個別に設定］チェックボックスをオンにすると、四つの角の丸みを個別に設定することができます。

   線

   ［種類］ボタンをクリックし、枠に使いたい線種を選択します。線の種類によっては色や太さも設定できます。

   枠線を印刷しない
   線種で「空線」を選択すると、枠線は印刷されません。
   • 線の種類に［飾り線］を選択すると、既存のイメージファイルを飾り線に指定することができます。

   塗り

   ［パターン］または［グラデーション］を選択し、［種類］ボタンをクリックして枠に使いたい塗りの模様を選択します。

   • 塗りのパターンを設定するには、「枠や図形の塗りを変更するには」を参照してください。
   • 塗りにグラデーションを設定するには、「塗りにグラデーションを使用する」を参照してください。

5. ［余白／段組み］パネルに切り替えます。

   

   • 枠内余白や段組みの設定については「コラム枠・見出し枠に枠内余白や段組みを設定するには」を参照してください。

   枠内余白

   枠線と枠内の文字との間に余白を設定します。

   • ［上余白と同じ］ボタンをクリックすると、すべての数値が上余白と同じになります。

   段組み

   枠内の文字方向を［横書き］または［縦書き］に設定します。段組みをするときは［段数］および［段間］を設定します。

   段区切り線

   段組みを設定したときに、段と段を区切る線の種類や色を指定できます。枠線と段区切り線の間に余白も設定できます。

   • 段区切り線の種類に［飾り線］を選択すると、既存のイメージファイルを飾り線に指定することができます。

6. ［文字］パネルに切り替えます。

   

   • フォント、文字、行、桁の設定については、「コラム枠・見出し枠内の文書書式を変更するには」を参照してください。

   和文フォント／欧文フォント

   文字の和文フォント、欧文フォントをそれぞれ設定します。

   文字

   文字の太さや傾き、サイズ、色などを設定します。平体、長体を設定することもできます。

   行

   行と行の間隔を［行送り指定］または［行数指定］で設定します。

   • ［行送り指定］を選択すると、［％］［mm］［pt］［歯］［行］［級］を指定できます。

   桁

   文字と文字の間隔を［文字送り指定］または［文字数指定］で設定します。

   • ［文字送り指定］を選択すると、［％］［mm］［pt］［歯］［字］［級］を指定できます。
   • ［行桁詳細］については、「行桁を詳細に設定する」を参照してください。

   行寄せ

   入力された文字列が枠内で配置される位置を指定します。

7. ［段落］パネルに切り替えます。

   

   単位を変更する
   各項目ごとに使用する単位を設定できます。［単位を一括して変更する］を指定すると、タブとインデントの単位を一度で同じ単位に変更できます。

   行配置

   文字を行単位で左端や中央などに揃えます。

   • 縦書きが設定されている場合は、項目の名称が変わります。
   • ［行末のスペースは取り除く］チェックボックスをオンにすると、行末にスペースがある場合それを取り除いた状態で文字を配置できます。

   文字配置

   サイズが異なる文字を揃える位置を設定します。

   インデント／タブ

   文字の書き出し位置や折り返し位置を設定したり、タブの間隔を設定します。

   • インデント、タブの設定方法については、「インデントを設定するには」、「タブの位置を変更するには」を参照してください。

   段落間余白

   文字の書き出し位置や折り返し位置を設定したり、タブの間隔を設定します。

8. ［組版処理］パネルに切り替えます。

   

   • 禁則処理、空き量の自動調整、自動組み文字、英文ワードラップの詳細な設定については、「コラム枠・見出し枠に組版処理を設定するには」を参照してください。

   禁則処理

   行頭・行末の禁則処理を設定します。

   空き量の自動調整

   和文・欧文などの文字間をバランスよく調整します。

   その他

   縦書き時に自動組み文字を行う

   縦書きのとき、入力された半角文字を自動的に組み文字にします。

   英文ワードラップを行う

   英単語の途中で行が変わるとき、単語全体を次の行に移します。

   割り付け精度

   パーソナル編集長Ver.5.0以前で作成したファイルと互換するように、旧精度で文字を割り付けます。

9. ［OK］ボタンをクリックします。

10. ［基本ページ］ダイアログの［OK］ボタンをクリックします。